100メートルハードル(英: 100 metres hurdles)は、陸上競技のハードル競走の一種で、10台のハードルを跳び越えながら100メートルを走るタイムを競う競技。主に女子の競技であり、男子では主に110メートルハードルが行われる。

概要

  • 最初のハードルまでの距離はいずれも13.0m。そこから8.5m間隔で10台設置されていて、最後のハードルからゴールまでは10.5mである。ハードルの高さは、84.0cm。
  • 夏季オリンピックにおいて本競技は1932年ロサンゼルスオリンピックからの正式種目であったが、1932年から1968年メキシコシティーオリンピックまでは8台のハードルを跳び越える80メートルハードルが行われていた。100mに変更されたのは1972年ミュンヘンオリンピックからである。
  • 世界的にヨーロッパ勢が強く、北アメリカ勢がそれを追う展開となっている。この種目においてアジアの選手は8位以内入賞できれば上出来といったところのレベルであるが、僅かながら上位入賞を果たした選手もいる。
  • 依田郁子が1964年東京オリンピックで5位に入賞を果たした。当時はまだ80メートルハードルで行われており、現在の距離で日本記録が公認されるようになったのは1969年からである。

ハードル間の距離は「インターバル」と呼ばれる。

100mYHの少年Bは、中学3年と高校1年が対象だが、日本では主に国体やジュニアオリンピックで実施されている。

  • インターバルの歩数は一般的に「3歩」と表現されるが、これは振り上げた前足がハードルを超えて着地するのを「0歩目」と換算している。それに対して反対の足が1歩目および3歩目となり3歩目がそのまま踏み切り足となるので、常に同じ足で踏み切っている状態が3歩と表現されることになる。スタートから1台目までの歩数は8歩が主流である。

世界歴代10傑


エリア記録

U20世界歴代10傑

アジア歴代10傑

  • 記録を出した当時はソビエト連邦

日本歴代10傑

日本パフォーマンス歴代10傑

学生歴代10傑

U20日本歴代10傑

  • 樹立年の12月31日時点で年齢が20歳未満であるジュニア選手のみが対象となる。

高校歴代10傑

  • 一般規格(高さ84.0cm・インターバル8.5m)で実施された記録に限る。

高校学年別歴代記録

中学歴代10傑

  • 中学規格100mJH(高さ76.2cm・インターバル8.0m)で実施された記録に限る。

中学学年別歴代記録

  • 100mYH(高さ76.2cm・インターバル8.5m)
  • 以下、中学1年男子の記録を示す。一般規格(0.840m/8.5m)で実施された記録に限る。

脚注

関連項目

  • 女子100メートルハードル世界記録の推移
  • 110メートルハードル
  • 陸上競技の世界記録一覧
  • 陸上競技のオリンピック記録一覧
  • 世界陸上競技選手権大会 大会記録
  • ダイヤモンドリーグ
  • 陸上競技の日本記録一覧
  • 日本陸上競技選手権大会の記録一覧 (男子)
  • 日本陸上競技選手権大会の記録一覧 (女子)
  • オリンピックの陸上競技・男子メダリスト一覧
  • オリンピックの陸上競技・女子メダリスト一覧

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