土肥神社(といじんじゃ)は、静岡県伊豆市土肥(とい)にある神社。土肥地区(旧土肥町)の総鎮守。
概要
創建は不詳だが、『延喜式神名帳』の伊豆国那賀郡の項目に記されている「豊御玉命神社」に推定されている式内社のため、創建は平安時代以前に遡るほど古い。
1195年(建久6年)に、土肥城(高谷城)の富永氏が、鶴岡八幡宮から勧請して大鷦鷯命(仁徳天皇)を祀る若宮八幡宮を相殿し、社号を「土肥神社」に改めて以来、八幡神社としての性格も色濃く残している(現在の祭神は応神天皇(八幡神))。
1873年(明治6年)に村社に指定、1958年(昭和33年)に社殿を新築した。
祭神
- 豊御玉(とよみたま)命
- 応神天皇(八幡神)
境内
- 社殿
- 槙と楠の連理木(間くぐり/木くぐり)
- 狛犬
- 切り込み接ぎの石垣
- 力石
- 石灯籠
- 社務所
- 土肥桜
- 平安の大楠
- 鳥居
境内社
- 馬場(ばんば)神社(土地神)
- 土肥静霊神社(護国神社)
文化財
- 土肥神社「さつまころがし」(市指定民俗文化財) - 節分祭と例大祭の直会で歌われる歌謡。
祭事
- 節分祭(2月3日)
- 例大祭(10月第3土・日)
- 浦安の舞
- 土肥太鼓奉納
- 浜降り式(仮装行列)
- 流鏑馬
アクセス
- 東海バス(修善寺駅〜松崎町路線) : バス停「馬場(ばんば)」から北東へ徒歩1分。
脚注




