雄大(ゆうだい、1991年1月24日 - )は、日本の男性キックボクサー。埼玉県出身。治政館所属。K-1甲子園初代王者。新日本キックボクシング協会 日本フェザー級王者。
治政館に所属する武田幸三を目標としている。武田は「才能は俺より上。ハートも強い。末恐ろしい逸材」と評価している。
K-1甲子園2010優勝の翔栄は実弟。
来歴
3歳で空手を始め、小学校4年生で武田幸三に憧れキックボクシングを始める。
ジュニア大会で21回の優勝を誇る。HIROYAとも、空手大会、アマチュアキックボクシング大会で2度対戦しており1勝1引き分けであった。
中学卒業後、武田幸三の所属する治政館に入門。治政館で寮生活を行い、昼間はアルバイトをしながら、松栄学園高等学校(通信制)に通っていた。
2007年12月31日、K-1 PREMIUM 2007 Dynamite!!で初開催された「K-1甲子園」に出場。1回戦で久保賢司と対戦し、判定勝ち。決勝でもHIROYAに延長R判定勝ち、優勝を果たし、K-1甲子園初代王者となった。武田幸三もリング下で観戦した。試合後の検査で左耳鼓膜を損傷していたことが判明した。
2008年5月25日、新日本キックボクシング協会デビュー戦で周興華と対戦し、判定勝ち。
2009年10月25日、新日本キックボクシング協会「MAGNUM 21」でディンプン・チューワッタナ(タイ)と対戦し、判定ドロー。プロデビュー以来、初めて勝利を逃した。
2010年1月17日、新日本キックボクシング協会「BRAVE HEARTS 13」で同級3位古河たすくと対戦し、判定勝ち。新日本キックのリングでの初めての日本人との対戦となった。
2010年11月21日、新日本キックボクシング協会「SLEDGE HAMMER-1」で元ラジャダムナン・スタジアム認定フェザー級王者チャイディー・カー(タイ)と対戦し、3Rに肘打ちでチャイディーの鼻を折ると、TKO勝ちした。この日、初となるメインイベンターに抜擢。
2011年1月16日、新日本キックボクシング協会「BRAVE HEARTS 15」の日本フェザー級王座決定戦で同級1位菊地大介と対戦し、3-0の判定勝ち。無敗のまま日本フェザー級王座を獲得した。
2011年8月28日、新日本キックボクシング協会「BRAVE HEARTS 17」にて現役引退を発表した。
戦績
プロキックボクシング
アマチュアキックボクシング
獲得タイトル
- WMF 第3回アマチュアムエタイ世界選手権 ジュニア フェザー級(57kg未満) 銅メダル(2006年)
- WMF 第4回アマチュアムエタイ世界選手権 ジュニア バンタム級(54kg未満) 銅メダル(2007年)
- K-1甲子園 2007 優勝
- 新日本キックボクシング協会 日本フェザー級王座
テレビドラマ出演
- 示談交渉人 ゴタ消し 最終話(2011年3月31日、読売テレビ)警察官役
- 平清盛(2012年7月)、(NHK)、重仁親王役
脚注
関連項目
- 新日本キックボクシング協会王者一覧
外部リンク
- 雄大オフィシャルブログ「前蹴りで串カツ」
- K-1 選手データ




