三誠薬品株式会社(さんせいやくひん)は、医薬品・衛生材料・化粧品の卸売を中心とする日本の企業であった。現在はメディセオ・パルタックホールディンググループの一社エバルスである。医薬品の卸売手。
概要
- 本社は広島県広島市大州町2丁目6-32
社長・浅田直吉 副社長・三浦光雄 監査役・久保井繁登
沿革
- 昭和42年7月広島県呉市の井上一誠堂・広島県三次市の浅田直吉商店の2社が合併し営業権益を広島市周辺と広島県北部に拡大する。社名を三誠薬品株式会社と変更
- 1971年(昭和46年)9月 - 三誠薬品・タイコー医薬・東和薬品の武田薬品工業筆頭取引会社3社が合併し資本金8000万円で「ケンコー産業」設立
営業所
- 広島県:広島市・呉市・三次市・大朝町
- 山口県:防府町
- 島根県:江津市・川本町
主な取引メーカー
- 武田薬品工業
- 第一製薬(現在・第一三共)
- 稲畑産業(後・住友製薬・現大日本住友製薬)
- 藤沢薬品工業(現在・アステラス)
- 協和発酵(現在・協和発酵キリン)
- 三共(現在第一三共)等
備考
- 呉市の一誠堂薬品と三次市の浅田直吉商店と、ともにノレンを誇る、武田系の問屋両者の合併により発足し、大洲センターを中心に呉・三次。江津に拠点を配置している。
- 昭和43年の売上は2,220,000となる。
43年度(昭和42年度実績による)広島市に営業圏域を持つ企業
- 1位成和産業3,005,792
- 2位光洋薬品(田辺系医薬品卸 昭和43年に山口県の三谷薬品を吸収合併して売上高を伸ばす)2,389,303
- 3位三誠薬品2,220,000
- 4位タイコー医薬(寺西薬品・広済堂・石井薬店の合算)2,100,000
- 5位杉本薬品(三共系医薬品卸)2,088,914
- 6位河野薬品(塩野義系の医薬品卸 岩国・呉に続き福山にも出店するなどシェア拡大策をとる)1,510,686
- 7位新生堂薬店254,951




