ハイメ・ハーケス・ジュニアJaime Jaquez Jr., 2001年2月18日 - )は、アメリカ合衆国・カリフォルニア州アーバイン出身のプロバスケットボール選手。NBAのマイアミ・ヒートに所属している。ポジションはスモールフォワードまたはシューティングガード。

経歴

アドルフォ・カマリロ高校

ハーケス・ジュニアはカリフォルニア州アーバインで生まれ、ベンチュラ郡カマリロで育った。高校は地元のアドルフォ・カマリロ高校に進学した。高校1年生時にシーズン平均15.3得点、10.0リバウンド、2.3アシスト、2.6スティールを記録した。2年生時に足首の怪我で12試合を欠場したが、シーズン平均24.1得点、10.9リバウンド、2.2アシスト、2.6スティールを記録し、ベンチュラ郡全体のセカンドチームに選出された。高校最終年となる3年生時にはシーズン平均31.7得点、11.7リバウンド、3.7アシスト、2.1スティールを記録し、カマリロ高校初のコースタルキャニオンリーグのタイトル獲得に貢献したことから、その年にオールCIFサザンセクションファーストチームに選出された。最終的にハーケス・ジュニアは高校3年間で2653得点を記録した。また、高校在籍時には野球チームの投手としても活動していた。

UCLA

大学はUCLAに進学し、1年目のシーズンには1試合平均8.9ポイントと4.8リバウンドを記録し、Pac-12のオールルーキーチームに選出された。 2年目には1試合平均12.3ポイントと6.1リバウンドを記録し、Pac-12のセカンドチーム及びディフェンシブチームに選出された。 3年目のシーズンは足首の滑膜炎に苦しみ、両方の足にサポーターを着用してのプレーを余儀なくされたが、1試合平均13.9ポイントと5.7リバウンドを記録し、前年と同様Pac-12のディフェンシブチームに選出され、自身初となるファーストチームにも選出された。また、この年の活躍が認められ、ジュリアス・アービング賞の最終候補5人にもなったが、惜しくも受賞とはならなかった。 4年目には1試合平均17.8ポイントと8.2リバウンドを記録し、2年連続でPac-12のファーストチームに選出され、この年もジュリアス・アービング賞の最終候補5人になったが、またも受賞とはならなかった。シーズン終了後、2023年のNBAドラフトにエントリーした。

マイアミ・ヒート

2023年6月22日に行われたNBAドラフトにて1巡目全体18位でマイアミ・ヒートから指名され、7月1日にヒートとの契約に合意した。その後すぐに、ヒートの一員としてサマーリーグに参加したが、2試合の出場の後に肩の怪我により残りの試合を欠場した。

2023-24シーズン、11月8日のメンフィス・グリズリーズ戦で11得点、3リバウンド、2アシスト、2スティールを記録し、チームは108-102で勝利した。12月4日に自身初となるイースタンカンファレンス月間最優秀新人選手賞を受賞した。なお、ヒートの新人選手がこの賞を受賞したのは、カロン・バトラー、ケンドリック・ナン、ジョシュ・リチャードソン、マイケル・ビーズリーに次いで史上5人目であった。12月25日のフィラデルフィア・76ers戦でキャリアハイとなる31得点を含む10リバウンド、1アシスト、2スティールを記録し、チームは119-113で勝利した。

2024年1月4日に自身2度目となるイースタンカンファレンス月間最優秀新人選手賞を受賞した。また、オールスターウィークエンドのライジング・スターズ・チャレンジとスラムダンクコンテストに出場した。

個人成績

NBA

レギュラーシーズン

プレーオフ

カレッジ

家族

妹のガブリエラ・ハーケスは2022年のマクドナルドオールアメリカンガールズゲームでMVPを受賞しており、2022–23シーズンからUCLAの女子バスケチームの一員となっている。 兄のマルコス・ハーケスは彼と同じ高校でフットボールに励んでいた。

脚注

外部リンク

  • UCLA Bruins bio
  • USA Basketball bio

アメリカハイネズ・バーハーバーの育て方

ハーパー ジャン ジュニア “バスケの島”沖縄に輝く新星 月刊バスケットボールWEB

ハイメ・ハケスJr. 最新情報・スタッツ・動画 NBA Rakuten

ベック、新作『ハイパースペース』のリリースを予告するアートワークを投稿 NME Japan

【ルーキーらしからぬ勝負強さ】第4Qに14点! ハイメ・ハケスJr.がベンチから自己最多の24点を記録|202324シーズン ハイライト