みあれ祭(みあれさい)は、毎年10月1日に福岡県宗像市の宗像大社秋季大祭(田島放生会)の最初に行われる海上、航海安全や大漁などを願って行われる祭礼である。

内容

宗像大社は本土にある辺津宮、大島にある中津宮、沖ノ島にある沖津宮からなり、それぞれ姉妹神である宗像三女神が祀られている。みあれ祭は辺津宮に祀られている市杵島姫神(いちきしまひめ)が、姉にあたる田心姫神(たごりひめ)と湍津姫神(たぎつひめ)を迎えるもので、海上では宗像三女神それぞれの御輿を載せた3隻の御座船(ござぶね)が宗像七浦(ななうら)の船団に供奉(ぐぶ)されて、海上を巡行する。漁船およそ数百隻による大規模な海上神幸行事で知られる。宗像氏は有史以前の上代、古代から海人族(あまぞく)として知られ、優れた航海技術をもち、日本と大陸との交易に重要な役割を果たしてきたとされる。

メディアへの登場

NHK福岡放送局制作の2003年の福岡発地域ドラマ「玄海〜わたしの海へ〜」のエンディングで用いられた。 2005年にRKB毎日放送制作の『ダイドードリンコスペシャル 海と女神の物語 みあれ祭』で紹介された。

関連項目

  • 宗像大社
  • 船渡御
  • 放生会
  • 海人族

参考文献

  • 福岡市 編『ふくおか歴史散歩』(平野国臣が宗像大社の営繕を担当)
  • 藤原新也・安部龍太郎『神の島 沖ノ島』(小学館 2013年)

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宗像みあれ芸術祭| アルトネ

みあれ祭2017 by はにまる (ID:7132848) 写真共有サイトPHOTOHITO

宗像みあれ芸術祭 海を渡る神々とともに、アートで未来をつなぐ祭典

宗像大社・みあれ祭 御本殿辺津宮入御祭 沖津宮、中津宮、辺津宮お神輿到着~風景2018 YouTube