ドングラシアス(欧字名:Don Gracias、2004年2月29日 - 2013年9月14日)は、日本の競走馬。主な勝ち鞍は2011年の小倉サマージャンプ。

馬名の由来は、冠名+スペイン語で「ありがとう」。

生涯

2006年12月3日、阪神競馬場第5レースの2歳新馬戦(ダート1400m)にて、和田竜二を背にデビュー。3番人気に支持されたが、10着惨敗に終わった。年をまたいだ7月の阪神競馬場・3歳未勝利戦で、7戦目にしてようやくの初勝利を収めた。しかし500万下条件では6戦連続の二桁順位という惨憺たる結果に終わる。

4歳シーズンからは平地競走に見切りをつけ、障害路線に転向。9月の小倉競馬場・3歳以上未勝利戦で、8番人気の低評価を覆して約1年2か月ぶりの勝利となる通算2勝目・障害転向後初勝利を挙げた。初の重賞挑戦で出走した阪神ジャンプステークスも単勝94.1倍の11番人気ながら、前目で粘ってコウエイトライの4着に好走。続く11月の京都ハイジャンプも5着に入った。

5歳シーズンは6月のオープン戦で通算3勝目を挙げ、その後も重賞で何度か掲示板に入った。年末には初のJ・GI挑戦で中山大障害に出走したが、ブービーの13着に沈む。6歳シーズンは秋まで休養に充て、9月の芝条件戦で復帰。その後再び障害競走に戻り、同月の阪神ジャンプステークスは史上初の同一重賞4勝を達成したコウエイトライの2着に好走した。

7歳シーズンは1月の牛若丸ジャンプステークスで8着に敗れた後、半年ほど休養。復帰戦となった7月の小倉サマージャンプは10番人気の伏兵扱いだったが、中団から徐々に押し上げて4コーナー手前で先団集団をとらえると、最後は共に伸びてきたシゲルダイセンに1馬身半差をつけゴール。約2年ぶりの勝利を重賞初優勝で飾った。重賞連勝を狙った9月の阪神ジャンプステークスはゴール手前でクランエンブレムに差し切られ、クビ差2着に惜敗。年末の中山大障害は一時先頭に立ち、最後はマジェスティバイオに交わされたものの3着に健闘した。

8歳シーズンは6月まで休養に充て、2戦した後に再び1年ほど休養。9歳6月に復帰した後も現役を続行したが、9月の阪神ジャンプステークスでレース中に故障を発生し競走中止。検査の結果、右第2指関節脱臼と診断され予後不良となった。

競走成績

以下の内容は、JBISサーチおよびnetkeiba.comに基づく。

血統表

  • 牝系は日本の在来系統の一つであるプロポンチス系に属し、6代母ハクレイは1956年の中山大障害(秋)、4代母ブラックバトーは1968年のクイーンカップを制している。
  • 主な近親にシャコーグレイド、テンジンショウグン、ブラックスキー。

脚注

外部リンク

  • 競走馬成績と情報 netkeiba、JBISサーチ

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