松本 礼二(まつもと れいじ、1946年3月23日 - )は、日本の政治学者。早稲田大学教育・総合科学学術院名誉教授。とくにトクヴィルの政治思想の研究で知られる。

略歴

東京都杉並区出身。松本慎一の子として生まれ、幼いうちに父を亡くしたため母の元で育てられた。

学歴

  • 1964年 - 東京都立西高等学校卒業
  • 1969年 - 東京大学法学部卒業
  • 1971年 - 東京大学大学院法学政治学研究科修士課程修了
  • 1972年 - 東京大学大学院法学政治学研究科博士課程退学

職歴

  • 1972年 - 東京大学社会科学研究所助手
  • 1978年 - 立教大学法学部助手
  • 1979年 - 筑波大学専任講師
  • 1982年 - 早稲田大学専任講師
  • 1983年 - 早稲田大学助教授
  • 1988年 - 早稲田大学教授
  • 2017年 - 早稲田大学教授を退任

著書

単著

  • 『トクヴィル研究――家族・宗教・国家とデモクラシー』(東京大学出版会、1991年)
  • 『トクヴィルで考える』(みすず書房、2011年)
  • 『知識人の時代と丸山眞男――比較20世紀思想史の試み』(岩波書店、2019年)

共著

  • (古矢旬・五十嵐武士)『アメリカの社会と政治』(有斐閣、1995年)
  • (飯島昇蔵・荻原隆・添谷育志・山田正行・松園伸・藤原保信)『西洋政治思想史〈2〉』(新評論、1996年)
  • (川出良枝)『近代国家と近代革命の政治思想』(放送大学教育振興会、1997年)

共編著

  • (三浦信孝・宇野重規)『トクヴィルとデモクラシーの現在』(東京大学出版会、2009年)
  • 丸山眞男 『政治の世界 他十篇』(編注・解説、岩波文庫、2014年)

翻訳

  • アレクシス・ド・トクヴィル『アメリカにおけるデモクラシー』(岩永健吉郎共訳、研究社出版、1972年、研究社叢書、1983年)、各・抄訳版
    • 『ヨーロッパ人のアメリカ論 トクヴィルほか』(岩永健吉郎共訳、解説本間長世、研究社出版〈アメリカ古典文庫21〉、1976年)にも収録
  • アイザイア・バーリン『理想の追求』(福田歓一・田中治男・河合秀和共訳、岩波書店、1992年)
  • アレクシス・ド・トクヴィル『アメリカのデモクラシー 第1巻』(岩波文庫(上・下)、2005年)- 各・ワイド版岩波文庫、2015年
  • アレクシス・ド・トクヴィル『アメリカのデモクラシー 第2巻』(岩波文庫(上・下)、2008年)

家族

  • 父の慎一は著述家・政治運動家で、とくに尾崎秀実との親交によって彼の獄中書簡集『愛情はふる星のごとく』を編集したことで知られる。戦後早いうちに若くして死去した。

脚注


平松礼二

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