本願寺尾崎別院(ほんがんじおざきべついん)は、大阪府阪南市尾崎町にある浄土真宗本願寺派の直属寺院。 住職は浄土真宗本願寺派門主が兼ねるが、別院輪番が置かれて実務を主管している。
概要
阪南市の中心部、尾崎町にある。南海電鉄尾崎駅から北口を出て5分。古き良き住宅地の中に伽藍を構えている。
元は善徳寺 という寺であったが、焼失していた。慶長3(1598)年、領主・桑山正勝の家臣・石田次郎左衛門が改築し、本願寺に寄進して尾崎御坊となる。
1705年には宮大工の錢高林右衛門により現本堂が完成。これを以て錢高組の創業とされる。
境内
- 本堂 - 1705年建立
- 太鼓楼
- 鐘楼
- 山門
- 旧お茶所 - 現在は寺務所として使用。
脚注
関連項目
- 本願寺(西本願寺) - 本山
- 本願寺津村別院(北御堂) - 直属寺院どうしのため両者の間に関係はないが、近隣の一般寺院は津村別院内にある大阪教区教務所が管轄している。
- 錢高組 - 現本堂建立事業を以て創業。
外部リンク
- 本願寺尾崎別院のホームページ




