辻 結花(つじ ゆか、1974年12月11日 - )は、日本の女性総合格闘家。大阪府枚方市出身。初代SMACKGIRLライト級王者。初代VALKYRIEフェザー級王者。
来歴
レスリングの名門中京女子大学出身で、レスリング時代は1997年アジア女子選手権51 kg級3位、1998年全日本女子選手権51 kg級3位、1999年ポーランドオープン優勝、2000年スウェーデンカップ優勝などの実績を残した。
2001年9月24日、全日本アマチュア修斗選手権・女子フェザー級(60 kg級)にエントリーするも、もうひとりのエントリー者・米沢知佐が負傷欠場し、トーナメント不成立となった。
2001年12月26日、AXにおける星野育蒔戦で総合格闘技デビュー。当時、無敗で女子総合のエース的存在だった星野から一本勝ちを収め一躍注目を集める。
2002年3月2日、スマックガールに初登場、メインイベントで篠原光との試合が組まれていたが、篠原は40度の高熱を理由に試合をドタキャン。勝利扱いにはなったが、不本意な結末に辻は号泣した。
同年10月、スマックガール JAPAN CUP 2002 ミドル級(58 kg級)トーナメントに出場、12月29日に行われた決勝では禅道会の金子真理を3-0の判定で下し優勝を果たした。
2003年7月13日、DEEP 11th IMPACT in OSAKAでアンナ・ミッシェル・タバレス(当時ははアンナ・ミッシェル・ダンテス表記)と対戦。腕ひしぎ三角固めで一本負けを喫し、デビュー以来の連勝記録は9でストップした。なお、試合の1か月前に左肩を亜脱臼していた。
2003年12月31日、INOKI BOM-BA-YE 2003の最終試合でカリオピ・ゲイツイドウとSGS公式ルールで対戦し、判定勝ちを収めた。
2004年8月5日、スマックガールでエリカ・モントーヤとSGS特別ルール(グラウンド顔面パンチ有り・グラウンド時間制限なし)で対戦し、腕ひしぎ十字固めで一本勝ち。
2005年6月28日、スマックガールで新設されたライト級(52 kg級)女王決定戦において、渡辺久江を破り初代女王となった。その後、2007年12月までに3度の防衛に成功。
2007年9月6日、スマックガールでアンナ・ミッシェル・タバレスとSGS特別ルール(グラウンド顔面パンチ有り・グラウンド時間制限なし)で再戦。ジャンピングの右フックでダウンを奪うと、スタンドパンチの連打でKO勝ちを収め、4年前のリベンジに成功した。
2008年11月8日、VALKYRIE旗揚げ戦VALKYRIE 01 CAGE FORCE-EXのメインイベントでV一と対戦し、判定勝ちを収めた。
2009年4月25日、VALKYRIE 02で初代フェザー級(52 kg級)王座を賭けケイト・マルティネスと対戦、一本勝ちで初代女王の座に就いた。
2009年10月24日のVALKYRIE 03でフェザー級挑戦者決定トーナメントで優勝したV一とタイトルマッチで再戦予定であったが左肩脱臼により欠場、タイトルマッチは延期となった。
2010年2月11日、VALKYRIE 04でV一と改めて再戦し、チョークスリーパーで一本負けし王座から陥落した。2003年7月13日以来6年7か月ぶりの黒星となり、日本人には初黒星となった。
2010年4月には右肩、6月には右膝の手術を行った。
2012年5月26日、JEWELS 19th RINGのJEWELSライト級タイトルマッチで王者の浜崎朱加に挑戦し、ダブルリストロックで一本負け。王座獲得に失敗した。
2012年9月29日、DEEP OSAKA IMPACT 2012で復帰戦を行い、ソン・ヒョギョンに腕ひしぎ十字固めで一本勝ち。
戦績
グラップリング
獲得タイトル
- 初代VALKYRIEフェザー級王座
- 初代スマックガールライト級王座
- スマックガール JAPAN CUP 2002 ミドル級トーナメント 優勝
入場テーマ曲
- 『ドント・ストップ・ミー・ナウ』(クイーン)
- 『BRAVE SOLDIER』(オリジナル曲)
脚注
関連項目
- 女子総合格闘家一覧
- VALKYRIE選手一覧
外部リンク
- 辻結花へっぽこ日記
- eFight 選手データ
- 辻結花の戦績 - SHERDOG(英語)
- 辻結花 - International Wrestling Database (英語)




